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[166] 律令制度のもとで、都の警備にあたった兵士は?

正解は、「衛士」(えじ)。

兵士は各地の軍団に配属されて、一定の期間、訓練を受けた。軍団は3~4郡に一つずつおかれ、全国では140を数えた。訓練を受けた兵士は衛士となって1年間都にのぼり、宮城や京内の警備にあたったり、防人となって大宰府におもむき、3年間、九州北部沿岸の防衛にあたったりした。防人にあてられた者は、ほとんどが東国の農民であった。一般の兵士は庸・雑徭を免除され、衛士や防人も調・庸・雑徭などは免除されたが、それぞれの戸の労働力の中心である正丁を徴発されるうえ、武装や食料をはじめ旅費の一部を負担しなければならなかったため、その負担はきわめて重かった。

詳説日本史研究p73
【まとめ】

農民

→九州へ赴任は「防人」(3年間)、
→中央で警備は「衛士」(1年間)。

【五衛府】

衛門府、左・右兵衛府、左・右衛士府の5つ。のちに統廃合して「六衛府」となる。

労働系徴税として→衛士
地方豪族の子弟→兵衛、衛門

「農民」=「衛士」がポイント。

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【追記】百人一首で「衛士」といえば、「みかきもり」。

みかきもり 衛士の焚く火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ
 
みかきもり、って漢字で書くと、「御垣守」。これも、衛士を表すらしい。
 
夜は焚き火を明かりとして御所を守っていたのかな。で、どんな歌?
 
焚き火のように、夜ごとに高まる、わが恋心、って感じかな。
 
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【追記】逃亡者が相次いで、722年に3年間に延長・・・

 
長屋王の勉強していて知ったけど、任務期間が長過ぎて逃亡者が相次いだため、任期が3年になって、そのかわり必ず交替する、ってなったみたい。
 
1年だったはずなのにね。つまり最初からあんまりうまくいっていなかったわけだ。